HISTORY
ヒストリー
大阪城と対をなす
ロマネスク様式の古城
はじまりは1931年。昭和天皇の即位を記念し、第四師団司令部として建設されました。欧州の古城を思わせる重厚なロマネスク様式は、大阪城天守閣と関係性を結び、東西城郭が並ぶ様子を表現していると言われています。戦後は阪府警本部や大阪市立博物館として役割や姿を変えながら、変わることのない人々の敬愛によって守られ、今日まで大切に紡がれてきました。
HISTORY
「旧第四師団司令部庁舎」の歴史
昭和6年に建設された重厚な
欧州ロマネスク様式の建物であるこの建物は、
昭和天皇の即位を記念して市民の寄付により、
大阪城天守閣の再建、大阪城公園の新設とあわせて
第四師団司令部として建設されました。
外観を、ヨーロッパ中世の古城に似せた堂々とした建築で、
壁面上部の装飾や正面及び四隅の隅塔などにその特徴があります。
戦後は大阪市警視庁として、
またその後は大阪府警本部として使用され、
内部を改装し、昭和35年から平成13年まで、
大阪市立博物館として使用されるなど、
大阪城とともに多くの人々と関わり守られてきました。
2017年、近代建築としての価値を保存しながら和洋折衷の現代的解釈を加え、
国内外から訪れる人々に、
空間・サービス・料理のトータルで歴史と現代が融合する
エンターテイメントの場として新たな歴史を歩みます。
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GRAND STAIRCASE
大階段
建物の中央に構える重厚な大階段や大理石、壁面の彫刻が当時の面影を残します。
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VIP LOUNGE
貴賓室
かつて天皇を迎え入れる部屋として使用された貴賓室。天井に施された大阪欄間(らんま)をそのまま活かしています。
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STAIND GLASS
ステンドグラス
大阪市立博物館の時代から受け継がれてきたステンドグラス。現在も美しく光を取り入れます。